サンディエゴの街
メキシコと国境をシェアするサンディエゴは、スペイン統合時代の歴史をもち、いまでもメキシコ文化が多く残されています。アメリカなのに南国らしく、エキゾチックな雰囲気が漂うサンディエゴは、多くの人を魅了してきました。
その雰囲気は町のいたるところで垣間見ることができます。例えば食文化。トウモロコシを原料としたトルティーヤや、メキシコ発祥のテキーラなど、中南米の陽気な人々の生活には欠かせないものとなっています。
サンディエゴには昔からメキシコや中南米から移民してきた人が多く、英語はもちろん、スペイン語も広く使われています。留学先にサンディエゴを選び、英語のほかにスペイン語にも触れてみるのはいかがでしょうか。
サンディエゴはカリフォルニア大学サンディエゴ校をはじめ、ハイレベルな大学が集まる学術都市としても知られています。多くの学生は余暇を利用して観光に出かけます。サンディエゴ周辺は観光も楽しめ、以下の各名所が人気です。
バルボアパーク
ダウンタウンからほど近いバルボアパークは、サンディエゴの自然・文化・イベントの中心地です。広い敷地に、アートギャラリー、ミュージアム、動物園、映画館、シアター、アトラクション、レストランなど、さまざまな施設が置かれています。
シールツアー
水陸両用車に乗り、サンディエゴ湾を遊覧しましょう。はじめは湾に沿って陸上を30分、そのあと海に入って1時間のクルージングです。海岸沿いの美しい風景を眺めながら、映画に登場したことのあるレストランや、海に浮かぶアメリカ海軍の戦艦などを見ることができます。
ハーバークルーズ
サンディエゴの姉妹都市である横浜から寄贈された「友好の鐘」があるシェルターアイランド、19世紀に作られた鋼鉄帆船であるスターオブインディア、本土と島を結ぶサンディエゴコロナド橋などを海の上から見る事ができます。
ホエールウォッチング
サンディエゴでは2種類のクジラを見る事ができます。冬に見る事ができるのが「コククジラ」です。繁殖のためにアラスカからメキシコ沿岸まで南下し子供を育て、春には再びアラスカへと北上していきます。船に近づいてきて体を触れることもできるような、フレンドリーなクジラです。夏になると史上最大の生物といわれる「シロナガスクジラ」がやってきます。全長が30メートルを超えることもあるこのクジラは一見の価値あり。
サンディエゴ動物園
動物の種類が世界規模の大きな動物園です。園内には起伏があり、全てを歩いて回ろうとするといくら時間があっても足りません。動物の見せ方もおもしろく、動物と間近で接することができます。
ワイルド・アニマル・パーク
世界最大規模を誇るサファリパークです。アフリカのサバンナや、ジャングルなどを模したつくりの中に、より自然な形で動物が生息しています。場内にはトラムや気球によるツアーもあるため、手軽に景色を見渡す事ができます。
サンディエゴ・シーワールド
海を題材にした全米最大規模のテーマパークです。巨大なシャチのパフォーマンスはコミカルな仕上がりで、大人も子供も楽しめます。
レゴランド・カリフォルニア
レゴランド・カリフォルニアは、老若男女、誰もが楽しめるテーマパークです。レゴブロックで再現したワシントンD.C.、ニューヨーク、サンフランシスコなどの都市や、映画「スターウォーズ」のシーンは、見張るような精巧なミニチュアです。また「レゴムービー」の撮影に使用された特設スタジオやモデルを見学するチャンスもあります。レゴランドは60以上の乗り物、ショー、3つのローラーコースターを含むアトラクションなど、大人も楽しめるオプションが豊富です。
ティファナ(メキシコ)
サンディエゴ中心地からメキシコへの国境へは、車、電車、バスなど、さまざまなアクセスが可能です。 国境を超える時には、鉄製の回転ゲートをくぐります。通過するのは無料。セキュリティチェックもありません。ゲートを通貨すると5分ぐらいは2国間の中立地帯を歩きます。このエリアには、両替所があります。ティファナ(メキシコ)の通貨はペソですが、ティファナの国境沿いはドルが使えるので、両替する必要はありません。しかも同じ商品でも、ペソで買い物をする方がドルで買い物をするより得なことが多く、物価はアメリカの3分の1ぐらいに下がります。 ティファナの町に入る少し前にビジターセンターがあります。英語が話せるスタッフが常駐していて、ティファナの観光の仕方を教えてくれます。また、バスで1時間ぐらいの範囲の郊外の観光地の情報などもあります。